不動中
不動に至った経緯
昨年末、走行中にエンジンが吹けなくなり停止。以後、不動
以前より、タペット音のようなメカニカルノイズがしていたので、そろそろオイル交換をしようと思っていた矢先停止!
状況確認の結果
エンジン停止後すぐに再始動を試みるがキックペダルが降りない。
エンジンが焼きついた可能性が高いと思い込む。
原因は・・・
横型エンジンのオイル管理不良時によく起こる、コンロッド小端部の焼きつきと思っていた。が・・・
その後、時間が空いてしまうが腰上をバラしてみる。
すると、コンロッド小端部の焼きつきは、ないようだが・・・
バラして確認することに・・・
なに!ピストンピンのクリップが e の形をしていたはずが、 c の形をしている。
横棒部分が何らかの原因で金属疲労をおこして折れたようだ。
また、シリンダー内部もかなり磨り減っている。
状況確認結果においての作業
とりあえず・・・
ピストンおよびシリンダーを交換してみよう。
ピストンピンを抜こうとしたが・・・ ピストンが微妙に変形していて抜けません。
削りながら無理やりハンマーでたたいて抜く。
後は、いつもどうり組み付ける。
そして、エンジンをかけてみるとかかる! 治ったのか?
やたらガラガラいってる。でも、アクセルをあおってみてもエンジンはふける。
状況確認のため、エンジンかけたりとめたり、ゆすってみたりした。
大丈夫なようだ。が、やはりガラガラ音が気になる。
しばらくすると、エンジンが止まった!
今後の対策
現在、キックペダルが降りない。が、クラッチをきるとキックペダルは降りる。
ピストンピンのクリップの折れた破片が、クラッチまたはオイルポンプに引っかかっているのではないか?
クラッチとオイルポンプを交換しよう。